これから椅子を購入する場合、できるだけ疲れにくい子や腰痛になりにくいものを選ぶ人が多いかもしれません。
特に大人の場合にはすでに腰痛を抱えている人がいるため、腰の痛みを感じないものや、これ以上腰の痛みが悪化しないものを選びたがるはずです。
当然ながら坐り心地が良いものが良いですが、一体どのような商品を探したら良いのでしょうか。
まず椅子を選ぶ場合には、対物選ぶ必要があります。
基本的に1時間以上座っているかそうでないかによって分かれるでしょう。
例えば、それほど長時間座っていないならば、背もたれ等は必要ありません。
例えるならば、病院の診察室に行き病院の先生の診察を受けているときのあの丸い回転する椅子をイメージしたら良いかもしれません。
そもそもあのタイプは、数時間も座っている事は想定しておらず、せいぜい5分から10分程度の想定となります。
あのような簡易型のもので充分と言えるでしょう。
おそらく、家庭で使うものやオフィスで使うものは、最低でも1時間あるいは長い場合には8時間以上座っていることが想定できるわけですので、長時間座っていても疲れないものが理想といえます。
この時選ぶポイントとしては、まず座面の柔らかさあるいは硬さになります。
基本的に座り心地は、座面が柔らかい方が沈みこむのでなんとなく良さそうですが、実は長時間座っていると背骨にあまり良くないと言われており、腰痛などにも良くありません。
寝るときのマットレスも、ある程度しっかりしたものは若干硬さがあります。
固すぎても行きませんが、多少沈みこむ程度の硬さであればちょうど良いと言えるでしょう。
少なくとも一般的には、長時間座っていても疲れないのが若干硬いタイプのものになります。
次に背もたれは、基本的に短いものと長いものそしてその中間のものがあります。
全くついていないものもありますが、はっきり言えば背もたれがしっかりしていて長いものほど疲れにくいとされているわけです。
例えば社長の座る椅子等は、背もたれがしっかりしており肩のところまであるのがわかるでしょう。
長時間座るならば、それぐらいの方が良いです。
もちろん社長が長時間座っているかどうか分かりませんが、基本的な設計としては肩の高須ぐらいあれば問題ありません。
あるいは中位のものでも良いですが、この場合は背骨のちょうど真ん中らへんに当たる位の高さがあれば、それほど疲れる事はないです。
肘掛けに関してはあってもなくてもそれほど問題ありません。
机に向かって作業する場合やパソコンを使って作業する場合には肘掛けがあってもなくても変わりませんが、この点に関しては好みの問題になるでしょう。
疲れとはあまり関係ないと考えておけば無理に肘掛けのあるタイプを購入する必要はなくなります。
座り心地としては、値段の高いものの方が良いイメージがあります。
この椅子といってもピンからキリまであり、安いものならば3000円位の合板材で作ったようなものも存在しますが、基本的にあまりオフィスなどの椅子には向きません。
プライベートで使っている分には良いですが、長時間座るにはあまり向いていないものと言われています。
それよりも、価格で言えば一万円以上で50,000円未満位がちょうど良いかもしれません。
もちろん50,000円以上のものもありますが、高ければ必ず良いというものでもないわけです。
食べ物で例えるならば、例えばなまこなどは非常に高価なものとして言われていますが、人によっては全く食べたくないと感じる人もいるでしょう。
つまり何を表しているかと言えば、金額が高いからといってすべての人に好まれると言うわけではないと言うことです。
金額が高いと言うのは希少価値があり、しかも供給が少ないものがこれに該当するわけです。
実は坐り心地とあまり関係ないかもしれません。
それ故、金額が高い方が良いと言う考え方は捨てた方が良いです。
ただある程度金額も重要になりますので、一万円未満のものは長時間座る場面においては避けた方が良いかもしれません。